Xevolver CREST:ポストペタスケール高性能計算に資するシステムソフトウェア技術の創出研究課題


現在、HPCシステムは超並列化と複合化が進んでおり、 そのシステム構成は今後ますます複雑になっていくことが予想されます。 このため、複雑なシステム構成をアプリケーション開発者に対して適切に抽象化する技術が強く求められています。 また、何らかの技術でそのシステムの複雑さを隠ぺいしたとしても、 その抽象化された環境に、これまでに蓄積された膨大なソフトウェア資産を移行 (すなわち高抽象化)する必要があります。このため、その円滑な移行を支援するための仕組みも重要な研究課題です。

本研究プロジェクトでは、これらの要件を満足するプログラミングモデルと、 それを支える開発環境の創出を目指します。プログラミングモデルの研究開発の方向性には、 既存のモデルを段階的に改良する進化的なアプローチ(Evolutionary approach)と、 新規に作り直す革命的なアプローチ(Revolutionary approach)という選択肢が考えられます。 本プロジェクトでは、既存のアプリケーションの円滑かつ段階的な移行を支援するために、 既存のソフトウェア資産との親和性やソフトウェア開発の連続性を重視しており、 現有するソフトウェア資産をベースに新しい環境を創出する進化的アプローチによって超並列複合システム向けの 計算手法および実装技術、およびその開発環境を実現します。

Topics

2016年12月20日
12月21日(水)より 沖縄産業支援センターで開催される第157回ハイパフォーマンスコンピューティング研究発表会において、以下の発表を行います。 斯波柾, 菱沼利彰, 藤井昭宏, 田中輝雄, 平澤将一, “多倍長精度プログラムの自動生成機構Xev-GMPにおける混合精度プログラムの生成と評価”, 情報処理学会 第157回ハイパフォーマンスコンピューティング研究発表会, 12月, 2016.
2016年11月15日
4th International Workshop on Legacy HPC Application Migrationにおける発表のお知らせ 4th International Workshop on Legacy HPC Application Migration(LHAM’16)において、以下の論文を発表しました。 Yasuharu Hayashi, Hiroyuki Takizawa and Hiroaki Kobayashi, “A User-Defined Code Transformation Approach to Overlapping MPI Communication with Computation,” The Fourth International Symposium on Computing and Networking, Hiroshima, Japan, November 22-25, 2016. (accepted) Reiji Suda and Hiroyuki Takizawa, “A software […]
2016年11月10日
11月14日より米国ソルトレイクシティで行われるSC16において、以下のポスター発表を行います。 Hiroyuki Takizawa, Daichi Sato, Shoichi Hirasawa, and Hiroaki Kobayashi, “Making a Legacy Code Auto-tunable without Messing It Up,” ACM/IEEE Supercomputing Conference 2016 (SC16), 2016. (poster)
2016年09月15日
IEEE 10th International Symposium on Embedded Multicore/Many-core Systems-on-Chip (MCSoC-16) において、以下の論文を発表します。 Hang Cui, Shoichi Hirasawa, Hiroyuki Takizawa, Hiroaki Kobayashi, “A Code Selection Mechanism Using Deep Learning,” IEEE 10th International Symposium on Embedded Multicore/Many-core Systems-on-Chip (MCSoC-16), Lyon, France, September 21-23, 2016.
2016年08月30日
International Journal of Networking and Computingにおいて、以下の論文を発表しました。 Kazuhiko Komatsu, Ryusuke Egawa, Shoichi Hirasawa, Hiroyuki Takizawa, Ken’ichi Itakura, Hiroaki Kobayashi, “Translation of Large-Scale Simulation Codes for an OpenACC Platform Using the Xevolver Framework,” International Journal on Networking and Computing (special issue on CANDAR’16), Vol. 6, No. 2, pp. 167-180 , Aug. 2016. Reiji Suda, Hiroyuki Takizawa, Shoichi […]